gf0640255783l調停の際には双方の意見を調停委員が客観的な立場から聴取し、その内容を相手に伝えることとなります。
そしてこの調停委員という立場の人はほとんどの場合、法律の専門家ではありません。
内容に関しても「双方が合意する」ということが重要になりますから、効果的なプレゼンテーションを行うことによって、片方にとって有利な条件で合意を結ぶことも不可能ではないのです。
では調停を有利に運ぶためのプレゼンテーションのコツとしてはどういったものがあるのかというと、何よりも重要になるのが「資料」です。
自分は何を主張したいのか、その根拠は何かと言ったようなことを、状況説明を交えつつ主張していくのです。
例えば「虐待を原因とする離婚調停」などの場合には、その虐待の証拠となるような写真や、医師の診断書などを提示しながら状況説明をしていくことが効果的となります。
また近隣住民とのトラブルであっても、第三者が作成した調査報告などを提示して調停委員に訴えれば、非常に効果的なアプローチが出来るでしょう。
ただ注意したいのが「無暗に法律関連の事柄を出さない」ということです。
法律の専門家ではない調停委員にとってはその内容が適切かどうかの判断はつきませんし、もし弁護士や司法書士などの専門家が調停委員になった時であっても、そこに矛盾点や法律の拡大解釈があれば悪い印象を植え付けることとなります。
主張の際には「自分がどうしてそう思うのか」ということを重点的に提示していくようにすることをお勧めします。